体育会系でも就活は準備が必要!?そしてコンサルファームの魅力の裏側

こんばんは、本日スタートアップベンチャーで働く社員の方に1時間お時間いただき貴重なお話を聞くことができたので、アウトプットしていこうと思います。

 

  • こんだけ頑張ったから就活は余裕だ!なんて通用しない

今日会った方は本当に面白い方で自分の過去を悲惨なものだったと笑いながら話してくれました。某有名大学の付属中学校から大学卒業まで同じ系列に大学に通っていたそうです。なので受験をしたのは中学受験のみ。誰もが憧れるエリート人生です。

 

そして大学までサッカーをやり続け本気でプロ選手を目指していた最中、怪我をしてしまい、全治1年とされ、サッカーをやめると同時に部のコーチになりました。なぜサッカー部をコーチとして続けたのか。その理由は「体育会系にいれば就活が多少なりとも有利になるから。」と思ってやめなかったそうです(笑)

 

でもかなり巷で聞く話で、確かに体育会系は就活においてかなり有利ということは聞いていましたが、しかし現実はそんなに甘いはずもなく、舐めて最大手4社しか受けなかったら、見事に全部落ちて留年したそうです。

 

  • 何がいけなかったのか

その方は就活を始めたのが、情報解禁後一ヶ月でやっと企業名を知りはじめたとおっしゃっていました。何よりも就活に不安がないからって、スタートが遅すぎですよね。確かに4年間きつい部活に身を置くわけですから、普通に何していたかわからない学生を取るよりは企業側も都合がいいわけです。それでも動き出しが遅く何考えているかわからない学生を体育会系だからという理由だけで採用は危険すぎるわけです。この方は笑いながら話していましたが、今全力で働ける環境にいるから笑えるのであり、当時は笑えなかったはずです。

 

  • 体育会系の学生ももっとアンテナを張りましょう

この方も自分の失敗から、インターンやスタートアップで働いたりして、次の年大手企業に入って働かれてます。体育会系だからって就活が簡単に行くというのは大間違い。なので自分からどんどん情報を取り入れて精進していきましょう。

 

  • この方が新卒で入った会社は有名コンサルファームでした

コンサルファームって内定をもらうと結構チヤホヤされることが多くなると思います。給料も他の会社より多い場合が多く、また他企業の中間管理職や経営層に若いうちからアプローチをかけられるということから、かなりエリートというイメージがあると思います。これは本当の話で学歴が基本的に高く、また就活の試験にケースワークがあり、具体的な問題解決やフェルミ推定などの自頭の良さを見られます。この方が就職された企業名は明らかにできませんが、この方はコンサルの会社に入社、そしてその会社も一年でやめたということでコンサルファームの華やかさの裏にある闇をここに書いていこうと思います。

 

  • コンサルファームでは自分の価値が数値化される!?

皆さんはコンサルファームのビジネスモデルをご存知ですか?

 

会社によって少し異なる部分もあるかと思いますが、実はあれってお金前払いなんです。企業側にこういう人間を送るからいくらくれ!と提示するらしいです。その条件が通ればお金はコンサルファームに入り、その後コンサルタントがその企業に赴くというモデルなんですよね。

 

このモデルには二つ問題があり、一つはクライアントである企業にはどんな人材が送り込まれるかいまいちわからないことです。どういうことか。これはこの会社限定かもしれませんが、新卒の人も送り込まれるそうです。ただし相手はそこまで送られてくる人のことを知りません。成果主義ではないため先にお金を払う関係上、クライアントよりではなく、どちらかというと売上至上主義だなと感じる側面があります。

 

二つ目は高額だということです。コンサル料ってどのくらい高額なものかご存知ですか?普通の案件で80~100万のお金が発生すると聞きました。これがとても危険なことで、その金額を自分の価値だと考える方が多いそうです。

 

例えば、100万の案件を任せてもらえた時、自分には100万の価値があるんだと錯覚してしまう方が多いそうです。対して仕事ができるわけでもないのに。このように自分のことを過信して数値化してしまうことがあるそうです。

 

  • 最後に

こんな感じで、華やかなコンサルにも裏側が存在し、かなり面白いなと感じています。こういうモデルを好きな方がいましたら、コンサルには向いていると思いますし、逆に向いてないなと感じてしまう方はやめたほうがいいかもしれませんね。

 

こういったことも実際にそこで働いていた人にしかわからないことでしたので、就活をする上で気になっている会社だけでも中で働いている人に話を聞いてみるといいですね。

 

今回はこんな感じで終わろうと思います。

ではこの辺で。