本質とは?本質を追い求める重要性と本質の求め方

社会人と関わることが増えてくると、
本質本質ってよく耳にするようになります。

 

それ本質的じゃないよね?みたいなことを行っている人たちです。
初めてこれを聞いた時、何この人たちうるさと思っていたのですが、
最近本質を理解する重要性をが理解できるようになってきましたので、
書いていこうと思います。

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本質とは何か?

 本質って調べると物事の根幹にある性質だったり、
軸を構成するような要素のことを指しています。

 

言葉の意味に関しては、間違ってはいないのですが、
実際に物事の本質を見極めるのって、意外と難しいです。

 

なぜ?なぜ?と奥深くまで探求し、
それが唯一ブレないものであるというところまで、
掘り下げなくてはならないからです。

 

 私が某R社でインターンしていたとき営業をやっていました。
詳しくは言えませんが、社会問題を解決すると聞こえはいい部署でした。

 

見事に結果を出すことがなく終わってしまいましたが、
とても興味深いことに気づくことができました。

 

社会問題を解決するという名目で始めたサービスなのに、なぜターゲットから断られるのか」

とても疑問に思いました。
社会問題解決のために、あなたたちのためにこのサービスを作ったのですが、
何が気に入らないのですか?
というスタンスでやっていたんですよね。

 

社会問題を解決するために始めたはずが、
ターゲットが使いたがらないというのはどんな認識のズレが生じているのか。

 

これは大変興味深く考え、
様々なクライアントに話を聞きに行った後にわかったのですが、
相手のためにしているからということが、
必ずしも相手にためになっているわけではないということです。

 

つまりそこにはニーズ潜在ニーズすらも
存在していないことが実際にあるのです。

ニーズを追い求めるために必要であるのが、本質というもの 

ここで今更ながら感じていることがこの本質の部分でした。
「ターゲットが真に求めているものを提供することが、
営業の本質であり、ビジネスの本質なのか」

 

つまり、物事の価値は提供する側ではなく、
受け入れる側が判断することなので、
受け入れ側が真に求めているものが本質
ということになるのです。

 

社会問題の解決も実は最初に考えるものではないのかもしれない、
と最近感じています。
社会問題よりも日常でもっと改善してほしいことが、
たくさんあると思います。

 

だからこそ、ユーザーにとってそのサービスやものが
どのような位置付けになるのかを追求して、
顧客にあった物作りをすると、いいと考えています。
創り出した価値が大きくなればなるほど、
社会問題の解決につながって行くのではないか?と私自身感じます。

 

本質は価値を判断する消費者側が決めるものであるので、
消費者が真に求めているものを提供すること
こそが本質に結びつく大事なことであると私は考えています。

 

そして何よりもその本質=ニーズが成り立てば成り立つほど、
人も悩みや課題が解決され、より大きな社会問題を解決する
きっかけが生まれてくるとわたしは強く思っています。

 

ではこの辺で失礼します。