恋愛も面接も営業に含まれる!?営業スキルは対人関係全てに生かすことができる

営業スキルは対人関係において必須なスキル

営業スキルは実は対人関係において、最大の価値を発揮することができるツールの一つなのです。営業はもちろん仕事にも活かせますし、恋愛や面接など多様の場面で活用することができるスキルになっています。なぜなら営業の本質は物やサービスを売ることではなく、私自身という営業マンの信頼を買ってもらうということだからです。

恋愛では相手に好きになってもらうためにどうしますか?信頼されたり、自分がそもそも好きになったりと努力しますよね?面接では本当に行きたい企業があった時、面接官に好きになってもらったり、信頼されたらこいつなら上に報告できるという自信を与えることができるわけです。

営業マンは商品やサービスを売るためだけに存在しているわけではありません。情報がネット上に溢れる今、営業マンは個別に売らなくても消費者が物やサービスを購入できる時代なので、ただ単に売るだけを生業として生きていくには必要がなくなり始めてきました。普通に物が売れる時代になりましたから、売りに行くという行為はそこまで重要視されなくなりました。ではなぜ営業という職種は未だに存在するのでしょうか?

何も昔から営業の本質は変わらず、営業マンは信頼されるために自分という商材を売っている?

様々な商材を売っている営業マンがいます。同じ営業という職種だけでも売っているものやサービスはまちまちであるので、案外そういった商材によって売り方や営業スキルが必要なのではないかと感じることがあるかもしれません。しかし、それはあくまで表面上でしか見てなくて、営業マンは基本的に共通して「自分という商材を売っています。」これはこの人なら任せられるとか、この人なら信頼できるという点で、信頼される自分という商材を売っているのです。例えば証券会社の営業マンを例にして考えてみると、誰だってこれから儲かるという株には買いたい!と飛びつきますよね。しかし一方でこれからおそらく下落する株を買いたいと思う人はいるでしょうか?答えはNoです。わざわざ損する株を買いたいという人はいません。証券会社の営業マンの辛いところがこの部分で、これから下落するとわかっている株を上司の命令で売りに行かなければならないという事態に陥った時、みなさんだったらどうされますか?無理にでも売りに行きますか?これ難しい選択肢で、万が一売れて下落しお客様が損した時、あなたの信用は落ちますが、一方で上司からの信頼は得ることができます。これは逆も然りです。こういった場合どうするか?

信頼される営業マンは正直に全てをお客様に伝えることから始める

こういった場合、いくら上司の命令でも目標の数値が達成できなくてもお客様に損をさせない道を選ぶべきで、ここでは真実を伝えます。「今日紹介させていただくのはこれから下落する株なので、買わないで大丈夫です。ただ上司の命令なのでお話だけでも聞いてもらえないでしょうか?」このようにワンクッション置くことで、この営業マンはいつも嘘つかない誠実な営業マンなんだなと信頼を得ることができます。結果的にこのケースではその下落予定の株も買ってくださったそうです。その代わり次に来る時は儲け話を持ってこいよという形で、見事に信頼関係を構築することができたのです。

営業マンは目先のメリットに目を向けすぎるな

私自身がこういう営業マンだったので、気持ちはよくわかるのですが、目先のメリットだけ見ていても成果を継続して出すことはできません。もし嘘をついて歌商品が結果的に相手に損を生んでしまった場合、次に訪問した時相手にしてくれません。それどころかその会社との取引を一切やめてしまう可能性もあります。営業マンは会社の前線部隊であり、一番収益を直接的に上げていくことができる人たちであると同時に会社の看板でもあるので、その分の責任も当然重くなります。なので目先のメリットをみるのはやめて、長期的なメリットを考え信頼を積み重ねていけるような社会人を目指してほしいです。そうすることで、また違った未来を見ることができるのではないでしょうか。

営業マンは日々の積み重ねが大事。それは恋愛も面接も、もはや対人コミュニケーション全般において大事なこと

営業だけでなく、恋愛も面接も全てのコミュニケーションにおいて、信頼関係だったり好きになってもらったりってとても大事なことです。みなさんだったら信頼できる人を頼りますよね?嫌いな人よりも好きな人を選びますよね?信頼される人の周りに人って集まってきます。営業もこれと同じで、信頼できる人にお客様は勝手に集まってきます。企業の新卒採用の面接や好きな人にアプローチする時も同じで、結果的に選ばれるのは信頼させる人一択です。この人に時間を預けても損はないかなとか、こいつに仕事任せれば何かできるかもしれないとか、どんどん話は広がって行くでしょう。なので営業スキルというものは対人コミュニケーションの根源であると思うので、営業スキルをつけると同時に信頼される人間を目指して行けば、営業成績だけでなく、日常の人間関係でも何か変わってくるのではないでしょうか?お互いに頑張って行きましょう。それではこの辺で。