【アルバイトorインターン】長期インターンに没頭する意識が高い学生が陥りがちな落とし穴とは?

こんにちは、最近アルバイトにコミットする時間が増えてきて、自分なりに考え行動しているのですが、アルバイトでも成長しようと思えばできるなということを感じています。しかし、世の中にはインターンを行っている企業が増えてきて、インターンに参加する学生もかなり増えてきたと思います。違う記事にも書きましたが、メガベンチャーと呼ばれる会社を受けた時に、長期インターンをやっている人と言われて手を挙げていたのが、全体の7~8割ほど(200人中)いたことにはとても驚きました。さてそんなインターンに行く学生ですが、インターンに参加するだけで満足している人が多すぎるという現状を目前にして、違和感を感じているので、インターンに行っている学生が陥る落とし穴に関して今回は書いていきます。

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 長期インターン生を採用する企業側のメリットとは?

インターンを経験したことがある学生ならなんとなくわかると思いますが、長期インターン生を雇う理由はいくつかあります。その中で特に大きな割合を占めているのが、

①人件費が安く、人を雇うことが可能になる。

②新卒採用における人材の囲い込むことができる。

という二点が多くの企業に共通しています。例えば学生であれば時給制で雇うことができるので、休ませて人件費削減もできますし、企業にとっては都合のいいコマになります。そして何よりも学生をインターン生枠として特別枠の選考に進ませるという条件で自社の選考に進んでもらい、新卒で入社してもらうという人材の囲い込みをしています。インターンからの囲い込みに関しては学生も企業で働いてから、入社するかどうかを判断することができるので、学生にとってもメリットであると私自身は思っています。

学生が長期インターンに参加するメリット

同じように今度は学生目線で長期インターンへ参加するメリットを書いていきます。学生が長期インターンに参加する理由としては、

①就活で少しでも有利に立てるように準備したい。

②スキルなどをつけて成長したい。

の二点が多いと思います。実際に私が長期インターンをやり始めた時はこの①と②の両方でした。明治大学は世間一般から見たら偏差値の高い学校ですが、高校3年の頃から総合商社に行きたいという夢があったので、学歴がすでに足りていないので、その分インターンで実績を作って絶対に行ってやろうと思っていました。

ですが、今になってわかるのですが、この考え方はとてもナンセンスなので、もし同じようなことを考えている学生さんがいたら、やめたほうがいいと思います。長期インターンに参加するメリットは社会人と全く同じような仕事を経験することができること。そしてスキルをつけてどんどん成長することができることです。

実際に長期インターンを経験して思ったこと

学生中に長期インターンに参加することは必須と言ってもいいほど、いい経験になります。実際にこの2年間くらいで私自身とても成長することができましたし、人の上に立つことが嫌いだったのにも関わらず、今は全く苦にならなくなってしまったので、大変な成長を遂げることができたなと思っています。

しかし同時に長期インターンには大きな落とし穴もあります。それは長期インターンに参加することで、自信過剰になってしまい自分を客観的に見ることができなくなることです。

実際にこれは仕方のないことで、世の中には長期インターンへの参加者が増えているとはいえ、まだまだ少数派なので学生からも人事などからもちやほやされることが多いです。そういった事象が重なっていくと、やはり人はダメになるものでまるで向上心を無くします。学生の中だけで少し優秀というだけで満足してしまうのです。しかし、大学を卒業したらみんな社会人になるにあたって、全てがフラットになります。フラットになった時、そういう現状に満足する人間はとても弱いです。成長意欲が全くなくなるので、他の人に比べて苦しい状況になっていくのは当たり前ですよね。これが長期インターンに参加する学生の落とし穴だと私は個人的に考えています。

アルバイトだって成長できるよ?

ぶっちゃけた話、アルバイトをバカにしている学生は意識が高いのではなく、意識高い系でしかないなと個人的に感じています。アルバイトは確かにマニュアルが整備されていてそれを覚えれば、ある程度の仕事はこなすことができてしまうので、そういった観点から見ると成長するのは難しいと感じてしまう人が多いかと思いますが、それは少し違うと思っています。

アルバイトを始めることがスタートなのではなく、マニュアルを一通り覚え一人でこなせるようになってからがスタートと考えるのです。なぜならマニュアルを覚えたところからやっとただのアルバイトとして扱われるようになるからです。正直それまでは期待されていません。当たり前ですね。しかし当たり前の仕事をこなせるようになってから一気に状況が変わってきます。アルバイトで一番重要だと私が考えているのは視点を徐々に上げていくことだと思っていて、いつまでもアルバイト目線でものを考えていてはいくらアルバイトとして優秀になれたとしても、所詮アルバイト止まりで終わってしまいますが、アルバイトの業務をこなせるようになったら、次は社員目線でものを見ることができるようにし、その次は店長目線、エリアマネージャー目線とどんどん視点を上げることにいよって、経営の観点から仕事を見ることが可能になっていきます。そうなっていくことでたかがアルバイトでも社員の方からの評価が上がりますし、何より思考面で成長できると私は考えています。

おそらくアルバイトをバカにする人ってこのような視点を持てない人になると私は思います。インターンでも同じですが、結局成長できる環境を整えることができるのは自分次第なのです。アルバイトを頑張っている人は無理にインターンへいく前に、自分が現状どの視点で物事を見ているのかを考えて見てください。視点を上げるだけで見える世界が全然違ってく来るので、おすすめです。

では長くなってしまいましたがこの辺で終わりにしようと思います。