ホリエモンが考える保育士の給料が低い問題の原因

先ほどツイッターにて、
「保育士の給料が低いのは、誰でもできる仕事だからだ」
という言葉が目に入りました。

 

なんだこれ!?ととても驚きましたが、
よく見るとホリエモンのツイートが炎上していて、
こんなことも平気で言うのか。

少し気になったので、
今回はこのツイートの本旨について書いていきます。

実はホリエモンの言動には必ず意図が存在する

このツイートを見て、
気を悪くした方もいたと思います。

 

表面だけ見れば、
これは幼稚園や保育園の先生をバカにしているというように取れるからです。

 

しかし、ホリエモンはズバズバものをいうものの、
人の職業をバカにするようなことを公共の面前では言いません。

 

ではどんな意図を持ってこのような発言に至ったのでしょうか。
私も含めて、ほとんどの人はこの発言の意図を考えていなかったのです。

 

つまり思考停止というものですね。

 

気になりましたので、
ホリエモンへのリプライをたくさん見てみました。

数々の批判の中に面白いコメントが存在した

言うまでもなく、コメント欄には批判の嵐で、
かなり感情をむき出しにして、
「お前がやってみろ」
などのコメントも並んでいました。

 

当然の反応だよなーと思いつつ、下を見ていくと、
全く異なる観点からのコメントがいくつか見えて来ました。

 

 「ホリエモンは保育士の仕事をバカにしているわけではない」

 

どうゆうことだ?
あんな発言をしているにもかかわらず、
バカにしていないというのは何が何だかわからないですよね。

 

たくさんのコメントを見ていった結果、
ある傾向が見えて来たのです。

 

 これに乗じた茶化しなどの意見もありましたが、
ホリエモンは保育士の給料が低いと言うことを
問題提起するために書いたのではないか
という一つの推論が浮かびました。

 ホリエモンはどのような意図を持ってこのツイートを書いたのか

まずここでの問題点を考えてみようと思います。
確かに保育士や幼稚園の先生の給料はとても低いことで有名です。


ですから働く人も少ない挙句、
保育園の数が足りなくて社会問題になっています。

いわゆる待機児童問題ですね。


労働の対価に合わなかったり、
大変なのに割りに合わない、
ということが世間では言われています。

 

ではなぜ給料が上がらないのでしょうか?

 

給料少ないから人が減っているという現在の問題を
改善する方法は一つですよね。

 

給料をあげるという施策を打つことです。

 

 なのに給料は俄然少ないです。

https://hoiku.mynavi.jp/mt/topic/income_pic01_new.png

 想像以上に安く驚きました。
なぜ給料は上がらないのでしょうか?

 

もう少し考えてみることにしました。
そもそもなんで保育園は存在するのでしょうか?

 

時間が長く、共働き世帯を助けることにつながるからですよね。
共働きってなんで二人して働くの!?
言わなくても分かる通り、
共働きしないと家族を養えないというのが現状な家庭が、
止むを得ず共働きをしているのです。

 

ここまできてようやく問題の根底に行き着きました。

 保育園や幼稚園というのは、貧困ビジネスのうちの一つ

「あれ!?お金持ってない人たちからお金取っているビジネスなんだ」
ここで全て繋がりました。

 

保育士に給料を高く払いたいけど、
払えないという現実が社会的に存在しています。

 

ホリエモンもこう言ってます。
「保育士の給料上げろっていうけど、
お前ら保育園に保育士の給料出したいから月謝倍にします。
って言われたら金払うか?」

 

確かに、難しい問いかけですね。
生活が苦しいから共働きしているのにもかかわらず、
倍の月謝払うくらいなら働かずに自分で育てるってなりますよね。

 

 働く時間が同じであるのにも関わらず、
減るお金が増えたら支出が増えて結果的に
あまり変わらないですよね。

 

加えて結局、自分の気持ち次第で、
子育てはできてしまいます。

 

自分の子供の面倒見れてしまうのです。

 

 つまり、保育士の仕事が単純とかではなく、
ただ単にお金の捻出が難しいということなのです。
この問題を改善できると給料もあげることができる可能性が上がって来ますよね。
=ビジネスチャンスになる可能性があるということです。

 

IT技術の導入が遅れていて、
職場の働き方も無駄が多いと聞きます。

 

こういった問題点を改善することで、
保育士の給料や働き方改革を実行できると、
もっと状況がよくなりますね。

 

それにしてもホリエモンの本質を見極める能力と、
それを一言でいう能力は思わず舌を巻いてしまいますよね。

 

物事は常に何が根本にあるのかを考えつつ
様々な観点から物事をみて見ると良いと思います!

 

では今回はこの辺で。