大手とベンチャーの違いって何?どっちがいいの?
こんばんは。
私が就活において経験してきたことをここで書いていこうと思います。
さて、皆さんは大手企業とベンチャー企業の違いはどこにあると思いますか?
よく言われるのは規模感だったり、出来立てほやほやの企業か昔からある大企業の違いか、ですよね。まず違いが曖昧なので、定義からはっきりさせていこうと思います。
大手企業とは、あくまで私見ですが人数が莫大で持っている資金も豊富な会社のことを言います。
逆にベンチャー企業は厳密にいうと新しい企業というわけではないと個人的には思っています。
じゃあベンチャー企業ってなんなのか。それはベンチャーの意味を考えると必然的に見えて来ると個人的には考えています。
ベンチャーという言葉はアドベンチャーという言葉からきていて、新しいことに果敢に挑戦していくという意味です。いわゆる冒険みたいなものですね。これにちょっと説明を付け加えると、ベンチャー企業とは、新しいことに果敢にチャレンジしリスクを恐れず新たな価値を社会に発信していくような会社のことを指していると私自身は考えてます。
大手企業はどちらかというと、既存の事業で収益はあげられているので、新しいものを生み出すというよりかは、既存のものをよりよくしていこうという形を取っているのが、この二つの大きなちがいです。
これで大手企業と、ベンチャー企業の違いがわかりましたね。ではどちらの方がいいのでしょうか?
これに答えはありません。まず大手かベンチャーで選ぶという行為自体が本質的ではありませんし、何よりもどちらにもメリットデメリットが存在するので、一概にこれ!と決め付けるわけにも行きません。
じゃあ大手企業のメリット・デメリットから見て行きましょう。
▼大手企業に行くと生じるメリット
- 福利厚生が基本的にいい
- 給料も基本的に困らない
- ネームバリューにより社会的信用が高い
- ボーナスなどの制度も基本的にしっかりしている
▼デメリット
- 残業が多い
- 大企業ならではの人間関係におけるしがらみ
- 転勤などが頻繁で基本的に拒否権がない
- 中間管理職になるまで結構な時間を要する
パッと思いつくだけ出して見ましたが、僕が見たり聞いたりする範囲ではこんな形でした。次にベンチャー企業のメリット・デメリットを見て行きましょう
▼ベンチャー企業のメリット
- 比較的若いうちから活躍できる
- 色々なポジションを若いうちから経験できる
▼デメリット
- 会社の社会的信用度が薄い
- 本当にいつ潰れるかもわからない
- 経営者にも色々いて、会社によっては使われて終わる
などなどです。こう考えるのも面白いですよね。なので様々なものを比較しつつ本質は見失わないようにしましょう。
最後に皆さんはこの数字が何を表しているのかお存知でしょうか?
「0.02%」
先日インターン先のイベントで某人材会社の方がおっしゃってました。
これは30年続いて行くような会社の割合なんだそうです。皆さんはこれを見てどう思いますか?よくよく考えて見てください。あの三菱という財閥系の会社で銀行すらグループ内にあるにも関わらず、あの三菱自動車のことを助けたのは競合他社である日産でしたよね。つまり財閥ですら、傘下に入る企業を助けることができないという現実になってきたんです。
あとは電機メーカー各社ですね。シャープがいい例です。シャープほどの大企業ですら自社で回復を見込めないために買収されました。
この話を聞いても大手は安泰ということを信じることはできますか?
もはや名前や経歴などは関係なくなってきたのです。重要なのは目的で会社を選ぶこと。年収100万統一時代が来るかもと言われている時代の中で、皆さんはどういう人生を歩んで行きたいのでしょうか?
もうネームバリューで会社を選ぶ時代は終わりました。
単純な選び方はやめて、自分に合った会社へ就職しましょう!
では今日はこの辺で。